【ADの備忘録】デザインの手を止めない。月商7桁の個人事業を支える「freee」とバックオフィスの自動化

一人でデザインをこなす限界から抜け出し、「ギルド型組織」を作り、FigmaやNotionでチームの連携を深める。

前回の記事までで、私たちがどうやって離れた場所でも「ひとつのチーム」としてクライアントに伴走しているかをお話ししてきました。

しかし、チームが機能し始め、ありがたいことに売上が上がれば上がるほど、次にぶつかる大きな壁があります。それが「バックオフィス(経理・事務作業)」という見えない敵です。

今回は、私がデザインの手を絶対に止めないために行き着いた、お金と時間の管理の備忘録です。

目次

クリエイティブの「余白」を奪う、見えない事務作業

パートナーへの支払い管理、月末の請求書作成、経費の計算、そして年に一度の確定申告の憂鬱……。

これらを気合いと根性で乗り切ろうとすると、一番大切な「デザインのクオリティチェック」や「チームとのコミュニケーション」にあてるべき時間が、確実に削られてしまいます。

お金の管理や経費の計算って、どうしても本業のボトルネックになりがちですよね。

でも、忘れてはいけないのは「自分の時間も決してタダではない」ということです。私が月末に電卓を叩いて請求書と睨めっこしている時間は、クライアントに何の価値も提供できていません。私はADであり続けたいのであって、事務作業に追われる「ただの管理者」にはなりたくない、という切実な思いがありました。

法人は「プロ」に任せ、個人事業は「ツール」で自動化する

では、どうやってそのバックオフィスを手放したのか。

実は私、社会保険料の最適化などのために、個人事業とは別に「マイクロ法人」という小さな箱も持っています。ただ、法人の複雑な経理については、潔くプロである税理士さんにお願いしています。これも一つの「ギルド的なパートナー探し」ですよね。

一方で、現在月商7桁の売上を立てているメインの「個人事業」の経理については、自分でコントロールしつつ、徹底的にツールを使って自動化しています。

そこで私の個人事業のバックオフィスを、文字通り根底から支えてくれているのが「freee会計」です。

スマホで完結する自動化。「作業」を「確認」に変える

実際にfreeeを使っていて、「本当にこれがないと回らないな」と痛感する機能があります。

それが、スマホアプリからの領収書スキャンです。

カフェで打ち合わせをした後や、備品を買った後、スマホのカメラで領収書をパシャっと撮るだけ。あとはAIが勝手に日付や金額を読み取って、勘定科目まで推測して自動で「仕訳」をしてくれます。

銀行口座やクレジットカードも同期しているので、私が月末にやるのは、自動で入ってくるデータとレシートの写真をスマホやPCで「ポチポチと確認して承認するだけ」なんです。

ちなみに、私は個人事業主向けのスタータープラン(年払いなら月額1,180円〜)を使っています。これまで月末に丸一日潰れていた経理作業がこの金額で消えると思えば、自分の時給換算で考えても正直タダみたいなものだと思っています。

これによって、私の中から「経理作業をする」という概念そのものが消え去り、そこにあった時間がまるまるクリエイティブな「余白」に変わりました。

e-Tax連携で、経営がもっと「自由」になるために

そして、一番気が重い「確定申告」についても、今はまったくストレスがありません。

日々の仕訳が自動化されている上に、freeeアプリとマイナンバーカードを連携させれば、自宅にいながらスマホひとつでe-Tax(電子申告)が完了してしまうからです。わざわざ税務署に並ぶ必要も、大量の書類を郵送する必要もありません。以前のように、領収書の山と格闘しながら徹夜するようなことは完全になくなりました。

過去の私のように、月末の事務作業に追われて疲弊しているフリーランスのクリエイターの方がいたら、強くお伝えしたいです。

皆さんの貴重なリソースは、ぜひ「本業の時間」や「クライアントとの伴走」に100%費やしてほしい。

freeeのようなツールを使ってバックオフィスを自動化することは、ただの時短テクニックではなく、自分のクリエイティブの質を守り、経営をもっと「自由」にするための最強の投資だと痛感しています。

もし今、手作業の経理で消耗しているなら、まずは30日間の無料お試しからでも「裏側の仕組み」を整えてみませんか?すべての機能が無料で試せるので、まずはご自身の環境でどれだけ時間が浮くのか、ぜひ体感してみてください。


まとめ:自分なりの「心地よくて強い働き方」へ

全3回にわたって、私が実践している「ギルド型組織」の裏側を備忘録としてまとめてみました。

正解はないからこそ、今も毎日もがきながら試行錯誤しています。でも、一人で抱え込んでいた頃よりも、確実に今の働き方の方が心地よくて、強い。

この記事が、どこかで同じように悩んでいるクリエイターの背中を少しでも押せたら嬉しいです。一緒に、自分なりの働き方を模索していきましょう!

▼Studio Noteの過去記事はこちら

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この記事を書いた人

都内を拠点に活動する現役アートディレクター。
正社員ゼロの『ギルド型デザインチーム』で、月商7桁の案件を安定して回すデザインチームを運営中。

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